情報処理技術者試験、新旧比較やレベルの位置づけ
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合格率や試験内容をもとに難易度をチェック!自分に合う資格を探そう2013.9更新(合格推移など・・・)



 


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情報処理技術者資格
 

情報処理技術者試験は、昭和44年に発足した「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」の水準がある程度以上であることを認定している国家試験。

実施されている試験の内容は、著しい情報技術革命に対応しながら、内容や科目を変更しています。平成21年度より新制度の試験体制で実施され12の試験に区分されています。

 
新しい資格区分とスキルレベル
 

試験区分ごとに1〜4のレベルが設けられており、
・スキルレベル4(高度情報処理技術者試験)ITストラテジスト試験(ST)/システムアーキテクト試験(SA)/プロジェクトマネージャ試験(PM)/ネットワークスペシャリスト試験(NW)/データベーススペシャリスト試験(DB)/エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)/情報セキュリティスペシャリスト試験(SC)/ITサービスマネージャ試験(SM)/システム監査技術者試験(AU)
:高度IT人材として確立した専門分野を持ち、主導(技術支援・企画・運営等)する者
・スキルレベル3:応用情報技術者試験(AP)
高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者
・スキルレベル2:基本情報技術者試験(FE)
:高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な能力を身につけた者
・スキルレベル1:ITパスポート試験(IP)
:職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識をもち、情報技術に携わる業務に就くか、担当業務に対して情報技術を活用していこうとする者

というように位置づけがなされています。

 
情報処理技術者試験の新制度として、 ITに関する基礎知識を測る国家試験「ITパスポート試験」を実施することとなり、初級シスアドの試験はなくなります。
情報処理技術者試験 新旧対応関係 
 

新試験制度は12で、従前の試験の対象範囲やレベルがおおむね同じものから、従前試験を部分的補完された内容など、試験区分によって内容が異なっています。

 

【新制度試験区分内容と従前の試験との対比】
○1.ITパスポート試験(IP)
※過去の初級システムアドミニストレータ試験+基礎理論分野が追加で、レベルの比較としては、主としてIT に携わる職業人に共通的に求められる基礎知識を問うIT パスポート試験よりも,主として部門の情報化推進者と して備えているべき知識・技能を問う初級システムアドミニストレータ試験の方が高いレベ ルの知識を求めているために、初級システムアドミニストレータ試験はIT パスポート試験のレベルを包含しており,初級システムアドミニストレータ試験の合格者であれば IT パスポート試験の合格水準に十分に達していると言える。という見解がなされています。
○2.基本情報技術者試験(FE)
※午前試験では、従前の基本情報技術者試験と同じ分野で、午後試験において、テクノロジ系は同等、新たに、マネジメント系、ストラテジ系と幅広い分野から出題される。レベルは従前とほぼ同じ。
○3.応用情報技術者試験(AP)
従前の「ソフトウェア開発(SW)」とほぼ同じレベルで、出題に、マネジメント系、ストラテジ系が追加される。
○4.ITストラテジスト試験(ST)
従前の「システムアナリスト試験(AN)」試験に、経営寄りの事業戦略策定、戦略実行管理・評価分野の追加、現行の上級システムアドミニストレータ試験の範囲を包含し、組込みシステムに関する企画・開発計画策定・推進の分野を追加し,全体として出題範囲は拡大、レベルについては、システムアナリスト試験ではITSS のレベル5 相当を想定して出題していたものを、試験問題で取り上げる題材の複雑
性や規模を小さくするなど相対的な難易度を若干下げることでレベル4 相当の試験とする。
○5.システムアーキテクト試験(SA)
従前のアプリケーションエンジニア試験に比べ、情報システムの構造設計及び対象とする情報システムのシステム方式設計分野を明確化して重視、組込みシステムのアーキテクチャ設計を追加など
・試験問題のレベルは従前の「アプリケーションエンジニア試験(AE)」とほぼ同じ。
○6.プロジェクトマネージャ試験(PM)
出題範囲は従前の「プロジェクトマネージャ試験(PM)」とほぼ同じ
・試験問題のレベルについては、現行のプロジェクトマネージャ試験ではITSS のレベル5
相当を想定して出題していたものを試験問題の題材として取り上げるプロジェクトの複雑性や規模を小さくするなど相対的な難易度を若干下げレベル4 相当の試験となる。
○7.ネットワークスペシャリスト試験(NW)
出題範囲と試験問題のレベルは,従前の「テクニカルエンジニア(NW)]試験とほぼ同じもの。
○8.データベーススペシャリスト試験(DB)
出題範囲と試験問題のレベルは,従前の「テクニカルエンジニア(データベース)DB」試験とほぼ同じ
○9.エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)
出題範囲と試験問題のレベルは,従前のの「テクニカルエンジニア(エンベデッドシステム)ES」
試験とほぼ同じもの
○10.情報セキュリティスペシャリスト試験(SC)
従前の「テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)SU」と「情報セキュリティアドミニスト
レータ(SD)」を統合し,両試験の出題範囲を包含。
・試験問題のレベルは,従前のテクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験及び情報セ
キュリティアドミニストレータ試験とほぼ同じ。
○11.ITサービスマネージャ試験(SM)
・IT サービスマネージャ試験では,従前の「テクニカルエンジニア(システム管理)SM」試験の出
題範囲をJIS Q 20000,ITIL に沿って再編し,マネジメント面をより重視した出題内容。
・試験問題のレベルは,従前のテクニカルエンジニア(システム管理)試験とほぼ同じ。
○12.システム監査技術者試験(AU)
従前のシステム監査技術者試験(AU)とほぼ同じ範囲。従前の試験よりも情報技術について広く深い理解を求める。選択問題として,組込みシステムを対象にした問題が追加される。レベルは,従前のシステム監査技術者試験とほぼ同じもの。

※試験範囲の詳細は、試験実施要領などでご確認下さい。


 
受験費用及び申込先
 
受験費用:5,100円
 
 
申込期間: 春期試験(1月中旬から約1か月間)、秋期試験(7月中旬から約1か月間)
 
   
   
 
 
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